パーキンソン病
ここでは手が震える原因となる病気、パーキンソン病について詳しく説明していきます。

パーキンソン病とは脳の脳幹という部分にある黒質(こくしつ)という部分及び大脳の線条体(せんじょうたい)という部分の異常により発症し、黒質で作られるドーパミン量が減って線条体への働きが上手く伝わらないため体が動きにくくなるのが特徴の病気です。イギリスのジェームズ・パーキンソン氏が報告したことから名付けられています。高齢者に多く見られます。


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【パーキンソン病の原因】

パーキンソン病の原因は、黒質の異常によるドーパミン産生量の減少ということは分かっていますが、なぜ異常が発生するのかについては詳しく分かっていないのが現状です。生活習慣、加齢に伴う細胞の老化、遺伝など様々な原因が考えられていますが、はっきりとは解明されていません。

【パーキンソン病の症状】

パーキンソン病の症状には以下のような様々な症状が挙げられます。
安静時振戦(安静にしている時に震える)
・歩行障害(歩きづらい、小刻みな歩幅)
・固縮(筋肉がこわばり)
・体が動かしづらい
・字を書くと小さな字になる
・まばたきの回数が減る
・声が小さくなる
・表情が乏しくなる
・便秘
・排尿障害
・立ちくらみ
・多汗
・不安や興奮などの精神症状

また初期症状のふるえは、高齢者に多い本態性振戦とよく似ていますが、パーキンソン病の場合は動作時には震えが止まるのに対し、本態性振戦は動作時にも震えが止みません。


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【パーキンソン病の治療】

パーキンソン病の治療は、原因が判明していない以上完治を目指すことは難しい病気です。従って治療の目的としては症状を緩和し、病気の進行を遅らせることの2つが基本となります。

◆抗パーキンソン病薬

薬物療法としては、主にレボドパ(L-ドーパ)を主体としてドーパミンの不足を補いながら、ドーパミン受容体刺激薬やドーパミン放出促進薬やドーパミン分解阻害薬などの補助役を併用して脳内のドーパミン量の減少を防ぎます。補助役を使用することで本薬の効果を高めると共に、吐き気や幻覚などの副作用の軽減効果も期待できます。

◆リハビリテーション

筋肉のこわばりの進行を防ぐために、体操やストレッチなど運動療法を摂り入れるリハビリテーションも行っていく必要があります。音楽を聞いたり趣味の時間を作るなど、精神的にリラックスできる環境を整えることも病気に向き合っていく上で重要です。

◆脳外科手術

日常生活に支障を来たすほどの重症例や、保存療法でも効果が得られない場合には手術が検討されます。定位脳手術において脳の深部に電極を刺したり電気刺激装置を埋め込む脳深部刺激療法や、脳の一部を熱で破壊する熱凝固手術などが行われます。


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